いつもと違う変化が見られたら要注意!

大人でもゴールデンウィーク明けから会社に行きたくないと感じてしまう五月病に悩まされる人がたくさんいますよね。
私も30代になって五月病と思われるような症状が出てしまい困ったものですが、実は子供も大人と同じように五月病になることもあるそうです。
大人だけじゃない、子供だって五月病になるという現実を知るのが大事なことです。

新生活に慣れた頃が要注意

子供が五月病になるケースは春から新しい環境がスタートしていた場合に多く見られるようです。
引っ越しをして新しい土地で暮らし始めた、幼稚園や小学校などに入ったなどのように新生活がスタートしていた場合には五月病のリスクが高まると言われています。
新生活をスタートした当初は不安や戸惑いが大きく不安を感じる事が多くてストレスも溜まりがちだった頃、ゴールデンウィークでまとまった休みが続くことで張り詰めていた糸がぷっつりと途切れてしまうからだと考えられますが、これが五月病を発症するきっかけになっているみたいです。

子供の五月病のサイン

子供は五月病になるなんて思わなかったと考えている親御さんも多いですが、いつもとは異なる行動が五月病のサインになっていることがあるんだそうです。
例えばとにかくあらゆることに苛立ってしまいイライラがひどくて親に八つ当たりをするとか、理由もなく突然大声で泣き出すような行動が目立つ場合には五月病なのかもしれません。
病院に連れて行ったところ鬱と診断されることも少なくないそうですよ。

他にも些細なことで泣き出すことが多くなり、不安な様子で過ごしていることが増えたとか、幼稚園や小学校に行きたくないとぐずり出す場合もあるようです。
今まではよく食べていた子なのに急に食欲がなくなってきたり、話しかけても返事が投げやりな様子になる事もあるそうです。

このような変化が見られた場合には五月病になっている可能性も考えて、適切な対策をしなければいけませんね。

五月病の改善策

五月病の改善には五感を刺激することが重要なのだそうです。
心地良く感じる音楽を聞くことは聴覚を刺激するために役立ちますので、ノリノリの曲やリラックスできる曲などを普段から聞くと良いでしょう。
嗅覚を刺激するためには柑橘系の香りがおすすめで、やる気を引き起こすノルアドレナリンの分泌を促す効果が期待できると言われています。

視覚を刺激するためには青い空や海など、爽やかに感じる青を見ることで心を落ち着かせる効果があります。
触覚は頭のマッサージをするとリンパや血液がスムーズに流れてリラックスできるとされていて、味覚は甘いものを食べることでブドウ糖が補給され、脳のリラックス効果を得ることもできるそうです。

他には食生活の改善としてビタミンCやカルシウムを積極的に補給すること、太陽光を浴びることなどがあげられています。