ベリーペイントとは?

妊娠するとお腹が大きくなりますが、元気な子が生まれてくるようにと願って、大きくなったお腹に絵を描きます。
一種の安産祈願であり、日本ではあまり知られていません。
絵を描く時期は、特に決まっていないですが、妊娠8ヶ月頃に描く方が多いです。
また、1度絵を描き、時間をおいてから再度描くような方もいます。

絵を描く時間は30分程度であり、長くても1時間程度です。
絵を描いていきその様子を見ながら、座ってリラックスしていると、すぐに完成します。
その後、絵が完成したら、写真撮影となり、撮影時間も含めて2時間ぐらいです。
絵を描いている時は、椅子に座っていられるので、妊婦さんにも胎児にも、それほど負担はかかりません。

アーティストの自宅などサロンで描いてもらい、値段は6千円から1万5千円程度です。
ベリーペイントアーティストとして、経験が長いほど、値段は高くなります。
これは描いてもらうだけの値段となっており、その他写真撮影などをプラスすると、5千円程度追加でかかります。
もしも希望する方は、近くのスタジオを探すか、撮影できる近くのスタジオを借りて行います。

描いた絵は、水性絵の具で描いているので、シャワーなどで洗い流せます。
お風呂に入って、石けんを使って洗い流せば、その日に綺麗になります。
また、絵を描くときは、汚れても良いような服装でスタジオを訪れ、汗を沢山かかなければ、すぐに絵が消えることもありません。
ペイントを依頼するときは、日本ベリーペイント協会のサイトから、近くのアーティストを捜し、依頼フォームがあるので、フォームか電話で依頼します。

ペイントする絵のデザイン

お腹に描く絵は、これを描きなさいと決まりはないです。
それぞれの方が思い思いの絵を描いてもらっており、赤ん坊の様子や、ハロウィン、スイカの絵などあります。
描いてもらう時期にあわせて、ハロウィンやクリスマスなどにちなんだ絵でも良いでしょう。
多くの方は、子供の絵を描いてもらっており、天使のように羽を付けています。
またリアルに、絵を描いてもらう方もいます。

一例としては、生命を育むお腹と地球をイメージして、地球儀のように地球を描いてもらう方がいます。
または、自分のエコーの写真を元に、リアルにエコーを描写する方もいます。
ナチュラルに草木の絵を描いたり、キャンパスアートのようなデザインにする方もいます。
またユニークにバスケットボールなど、ボールを描く方もいます。
依頼するアーティストの方と相談する、描いた例を見て決めるなどしても良いでしょう。
実際に日本ではまだ行う方が少ないので、さらにインパクトのある内容なので、記念になるのは間違いないです。