妊娠初期の辛い悩み

妊娠をするとホルモンバランスが変わることで体調に変化が見られるようになります。
体調の変化で多くの方が経験するのがつわりです。
つわりは妊娠初期に現れるもので、どのような症状が現れるのかは個人差があります。
ほとんど体調が変わらないという方もいますが、気分が悪くてほとんど動けなくなるくらい体調が悪くなる方もいるのです。
辛いつわりを乗り越えるにはどのようにするべきなのかをご紹介します。

ただのつわりと侮らない

妊娠は病気ではないので、つわりも病気ではないから心配しなくても大丈夫!という意見もあるようですが、それは辛いつわりを経験したことがない方がよく言うセリフです。
実際につわりを経験するとよくわかりますが、ご飯の臭いがダメ、酸っぱいものしか食べられない、体がダルくて動きたくない…など人によって症状が異なり、重度も違うのです。
私の場合は一人目の時はつわりが重く、二人目の時は軽かったです。

場合によってはとにかく口にしたものを吐いてしまうという症状が現れ、脱水症を引き起こす方もいます。
ここまで悪化すると赤ちゃんの健康状態も気になりますが、ママの命も危険を伴うことになります。
決してつわりを侮らず、適切に対処してください。

つわりを楽にする方法

つわりの症状が辛い時にはとにかく体を休ませることが重要です。
掃除をしなければ、食事の用意をしなければ…と無理をして体を動かそうとするほど余計体調を悪くする原因になるので注意してください。
自分で体を動かせない時には家族の協力を得るようにして、体調が良くなったら少しずつ体を動かせれば良いと考えるようにしてください。
特に家事は完璧を求めるのではなく、少々手抜きをしても良いというつもりで考えていると、あまりプレッシャーがかからずに大らかな気持ちで過ごせてつわりの症状を悪化させることがありません。

まだ妊娠初期の段階ではお腹があまり出ていないので、妊娠前と同じ下着や服を着用していると思いますが、体を締め付けるようなものを身に着けていると更に気分が悪くなる原因になります。
少しでも体が楽になると感じるなら、早めにマタニティ用の下着や服に変えると良いでしょう。

あまりにも気分が悪くて食べ物を受け付けないという場合には、口にできるものだけでも構わないので食べるようにしてください。
赤ちゃんのために栄養を補給しなければいけないと考えるほど食べる事に対するプレッシャーが高まるため、つわりがひどくなる場合があります。
人によっては食事が完全にダメで水分しか受け付けないという場合もありますし、水分もほとんど受け付けなくなって点滴をするしかないという状況まで悪くなる場合もあります。
脱水症になると命の危険にも発展するので、飲めるものがあれば一口だけでも良いので少しずつ飲める状態にしてください。