NG行動についてしっかり確認を!

妊娠中は妊娠前には普通にしていた行動が制限されることが多いため注意が必要です。
特に気をつけなければいけないのが妊娠中のお酒やタバコ、運動についてです。
ママや赤ちゃんの体に大きな影響を与える場合もありますので、十分気をつけて過ごしましょう。

お酒について

妊娠中のお酒については基本的にはNGという認識を持っていてください。
妊娠中一滴もお酒を飲んではいけないという説もあれば、コップ1~2杯くらいならお酒を飲んでも問題ないという説もあります。
アルコールそのものが赤ちゃんに悪影響を及ぼすとは考えられていないようですが、毎日のようにお酒を飲み続けていると何らかの影響があってもおかしくありません。
いずれにしてもお酒を飲まない方が安心なのは間違いないので、妊娠中はお酒を一切飲まないようにした方が良いです。

タバコについて

お酒に関しては赤ちゃんへの影響が不明瞭な部分も多いのですが、タバコに関しては確実に悪影響があると言われていますので絶対に止めてください。
妊娠中の女性はもちろんですが、一緒に暮らしている人も禁煙するように心がけることが大切です。
タバコを吸っている本人よりも、その周辺にいる人がタバコの煙を吸ってしまった時や、タバコの煙が服や家具などに染み付いてしまった時の害が大きくなると言われています。
赤ちゃんに有害物質を送り込むわけにはいきませんので、できれば妊活中から遅くても妊娠が発覚した時点でタバコをやめることが大切です。

タバコの害によって流産や早産のリスクが高まるだけでなく、赤ちゃんの健康被害にも関わりますしママの命にも大きな影響を及ぼすことになります。
想像以上にタバコの害は深刻なものになりますので、早急に禁煙を目指すようにしてください。

運動について

妊娠中は適度な運動を行なった方が体力作りに役立つと言われていますが、あくまでも正常な妊娠を維持している時だけに限られます。
切迫流産、切迫早産の状況なのに運動をしては絶対にいけないので十分注意してください。

妊娠中の運動を推奨されるのは安定期を迎えた妊娠中期以降の方に限られます。
初期の頃にはまだ胎盤が完成していないため、無理をすると流産のリスクが高まることから無理せずに安静に過ごしてください。
妊娠中期以降で妊娠の状態に問題がない方は、適度な運動を地道に実践してください。

妊娠中に推奨される運動は散歩や家事、マタニティ・ヨガなどです。
基本的に激しい運動はNGなので、妊娠前とは運動量が制限されます。
運動をしなければ体重が増えすぎるとか体力が落ちると心配して無理をし過ぎる方もいますが、あくまでも体調が良い時を見計らって実践するように心がけてください。