マタニティビクスとは？
妊娠するとお腹が大きくなり、運動するのも、家事など日常のことをするのも大変です。
ただ運動しないともちろん運動不足になり、体に良くないので、体調と相談し、動けるならば無理のない範囲で運動をした方が良いでしょう。
そんな妊婦の方のために考えられたのが、マタニティビクスです。
妊娠中の方でも、安心して運動できるようになっており、トータルフィットネスです。
軽快な音楽に合わせて体を動かし、大きなお腹になっていても、動けるように考えられたプログラムです。
エアロビクスを元に、ストレッチなど軽い運動を組み合わせており、リラクゼーションもあるので、気持ちをリラックスできます。
出産に向けての体力アップ、体重管理、筋力アップなどの効果を生み、産後の方であれば、体型を戻す効果があります。
また体を動かしていくので、便秘や肩こり改善なども見込めます。
参加の流れ
妊娠13週目から参加することができ、出産直後まで行えます。
まずは主治医の方に検査してもらい、メディカルチェックを受けます。
体重や血圧を測り、赤ん坊の心音をチェックし、運動しても問題ないか確かめます。
マタニティビクスに参加する方は、事前に必ずメディカルチェックを受けましょう。
次にマタニティビクスを行っているスタジオに向かい、トレーナーの指示の元で運動していきます。
・ウォーミングアップ
まずは、体を軽く動かして、体と筋肉を温めて、運動する準備をします。
・スロートレーニング
運動不足を解消するために、ゆっくりと運動していき、体を動かしていきます。
・エアロビック
体を動かしてある程度慣れてきたら、軽快な音楽に合わせてエアロビクスをしていきます。
・フロアエクササイズ
最後に、マットの上で筋トレなど、出産に向けて筋力を付けていきます。
これらのプログラムとなっており、全部終了した後は、ゆっくり呼吸して体を落ち着かせます。
参加するときは、運動しやすく汗をかいても良いような服装にして、タオルなども持って行った方が良いでしょう。
マタニティヨガ
体を動かすのが苦手という方は、妊婦の方を対象としたヨガもあります。
こちらは、全体的に呼吸法を元にして、体をゆっくりと動かしていきます。
呼吸しながら体を動かすことにより、精神を統一し落ち着かせ、リラックスさせます。
また、ゆっくりと体を動かしますが、体への負荷も十分にあり、筋力も鍛えられ、出産への準備になります。
ヨガというと、動物のポーズを取るなど、手足を思い切り動かし無理のある動作をすることも多いですが、マタニティヨガは、妊婦の方が出来る範囲の動きをします。
もしも参加するとなると、安定期に入るまで待ち、医師の許可をもらってから行います。
こちらのヨガも便秘など解消の他に、体重を維持するなどの効果も得られます。