妊娠週数の数え方

十月十日とこれは、とつきとおかといわれるように、妊娠してこの期間が過ぎると、出産日になると言われます。
妊娠週数の数え方としては、いくつかあります。

・最終の月経の第1日目を0日目とする
・28日間を1ヶ月とする
・280日目を出産予定日とする

このようないくつかの数え方があり、これらは妊娠した日であり、性行為をした日が基準ではありません。
出産予定日を決めるのは、最終月経日を元にするのが一般的です。

・何月かは最終の月経日から-3あるいは+9にする
・何日かは最終の月経日から+7にする

出産予定の月と日を決めるには、このような月経日を元にして計算します。
ただこれらは目安となっており、必ず予定日に出産するとは限りません。
また、月経周期が28日より長い方は、出産も少し遅くなります。
現在は、胎児の大きさをエコー検査で調べて、予定日を算出してくれる病院もあります。

妊娠初期の1ヶ月目から4ヶ月目、中期の5ヶ月目から7ヶ月目、後期の8ヶ月目から10ヶ月目とあり、それぞれ0日目から280日目までと、日を足していきます。
月ごとに1日目から31日とそれぞれ数えるのではなく、31日目を過ぎれば、次は32日目です。
それぞれの日数で胎児の特徴があるので、エコー検査すると、およそ何週目であるかということがわかります。
出産日が分からない方は、エコー検査を受けても良いでしょう。

出産日は予定日にすぎない

いくら正確な出産日を算出したとしても、それは予定日にしかならず、必ずその日に出産するとは限りません。
ある記録によれば、出産予定日に生まれた赤ん坊は少なく、日にちが若干前後することが多いです。

ちなみに赤ん坊が正常な体重になり生まれる時期を、正期産と呼び、37週0日から41週6日まで、つまり259日目から292日までになります。
280日を過ぎると、赤ん坊の体重が増えてビッグベビーなどと呼ばれる、体重が若干多くなり生まれてくることもあります。

出産予定日に生まれる赤ん坊は、20人に1人という結果になっており、39週と40週目に生まれる赤ん坊が多いです。
また37週目という、若干早めに生まれる赤ん坊もいます。

41週を越えると、胎盤が弱くなっていき、母子ともに危険な状態になっていきます。
そのために、41週を越えると少し様子を見て、42週目でも陣痛がないとなれば、陣痛誘発剤を使うことが多いです。
ただいつ誘発剤を使うかは、日本では決まりはなく、医師の判断に任せられます。
43週目で出産したような人もいるので、妊婦本人はリラックスして、出産を待つようにすると良いです。
出産予定日になっても陣痛が来ないときでも、あまり焦らずに対処した方が良いです。