相手の気持ちも考えることが大事

妊娠したのが嬉しくて一刻も早く友人に報告したい!と考える方もいますが、場合によってはこれが無神経な行動と受け取られてしまい友情にヒビが入ってしまうこともあります。
特に何も考えずに妊娠報告をする人もいれば、どうしようかなと思い悩んでなかなか言い出せない人もいるのも事実です。
友人への妊娠報告で気をつけるべきポイントについてご紹介します。

未婚、妊活中の友人

妊娠報告をするべきかと迷うのは未婚の友人や妊活中の友人だと思います。
既に結婚をしており子育て中という友人に対しては特に悩むことなく報告できるはずです。
結婚をしていない人の場合、最初から結婚をする気も無いし子供も欲しいと思っていないという場合もあれば、ホンネとしては今すぐに結婚をしたいし子供も欲しいと考えているかもしれません。
前者の場合であれば妊娠報告をしても祝福してもらえる可能性はありますが、後者の場合は心からの祝福をしてもらうことは難しいかもしれません。

特に気を使わなければいけないのが妊活中の友人に対してです。
これは妊活中の女性はもちろん、男性に対しても同じことだと考えてください。
夫婦の間で子供は作らないという約束をしているのであれば、あなたが妊娠報告をしても特に気にすることもなく祝福してもらえるでしょうが、子供が欲しくて何年も不妊治療を行っているという友人に妊娠報告をすると、必ずと言っても良いほど羨ましいという気持ちを超えて恨めしいと感じられてしまうものです。
「私達夫婦はこんなに苦労をしても子供ができないのに、あなたには簡単に子供ができてしまうの!」と言われてしまうこともあるのです。

このような結果にならないように妊娠報告をする場合には相手の気持ちを傷つけることがない言い方を選ぶようにしてください。

罪悪感を抱く必要はありません

友人に対して妊娠報告を迷っているのは、どことなく友人に対して「自分だけ赤ちゃんを妊娠して、友人にはできないのは申し訳ない」「幸せアピールになってしまいそうで申し訳ない」という気持ちが少なからず存在しているからだと考えられます。
このような罪悪感を抱くのではなく、素直に幸せな気持ちを抱いていても良いのです。
ただし、相手の気持ちを逆なでするような言い方で報告するのだけは絶対にやめておきましょう。

例えば「あなた達はまだ子供ができないの?」「こんなに妊活頑張っているのにね…。もっと頑張ったら?」「ひょっとしてあなた達は子供が欲しく無いの?」などと相手の考えを勝手に決めつけて、自分の考えを押し付けるような言い方だけは止めてください。
相手の気持ちを全く考えない無神経な人だと思われて、今後の付き合いにも影響が出る可能性があります。